こんにちわ。

トレーナーの堤です。

今日のタイトルは…。

不安を肯定される犬の気持ち。

寂しくて、不安で…キュンキュンと悲しげな声で訴える子っていますよね？

こういう時、皆さんはどう対応していますか？

「大丈夫大丈夫」と声をかけたり…

抱きあげて優しく撫でたり…

寂しそうだからと急いでそばに戻ったり…

とても優しい飼い主さんだと思います。

でも！

もしかしたらその行動が愛犬の不安な気持ちを増やしてしまっているかもしれません。

人は、慰めてもらったり不安な時に抱きしめてもらったり、心配だからと急いで帰ってきてくれたりすれば、「安心感」を得られます。

では。犬はどうでしょうか？

犬は過去を振り返ることはしません。未来を想像することもありません。目の前で起こっていることに対して反応する動物です。

「不安だったけどお母さんは戻ってきた。もう不安を感じることはないんだ」とは感じることができないのです。

もっとシンプルです。

「不安な気持ちでいたらお母さんが戻ってきてくれた。不安な気持ちでいるといい事が起こるんだ」

です。

リビングで愛犬と一緒に過ごしている時に、お母さんがトイレに行きました。

すると愛犬は寂しくなって不安で、キュンキュンワンワンと吠えだしてしまいました。

お母さんは寂しいのだろうと急いでリビングに戻りました。

これの流れで愛犬は何を学習したでしょう？

「吠えたらお母さんが戻ってきた。今度から寂しくなったら吠えればいいんだな」

「不安な気持ちでいることがいい事なんだ」

その時の行動と感情、周りで起こった出来事で学習をしていくのです。

「その時の」です。

お母さんが無意識のうちに（愛犬の為を思って）した行動が、愛犬の不安な気持ちを肯定してしまいました。

想像してみて下さい。

「不安でいることが正しい」と思いながらの生活。

そんな生活、堤には辛すぎます…（涙）

人が感じる感覚や学習過程と、犬のそれはまったく違うものです。

もちろん、犬の状況や飼い主さんとの関係によって、優しく声をかけたり抱きしめてあげることはとてもいい事です。愛犬との触れ合いは大切にしましょう♪♪

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お泊まりトレーニング

ビーグルのりんちゃんがお泊りトレーニングにきています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キリッと男前ですが（笑）3歳の女の子♪♪

りんちゃんは秋にある結婚式の写真撮影に参加予定です。

良い写真が撮れるように「オスワリ」と「マテ」の練習。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　写真はお顔を撮ってもらいましょうね（笑）

でも、それだけできればいいというわけではありません。

怖がりさんなので色んな場所や人に慣れる事の練習、カメラを向けられることにも良い印象をもってもらいたいですね。

（犬から見たカメラは「目」に見える場合があるので、怖がる子や目線をくれない子が多いのです）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　素敵な写真が撮れるように頑張ろうね、りんちゃん♪♪

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3/27（火曜日）のワークショップ。

「飼い主塾&ハンドリング講座」

告知後まもなく想像以上のお問合せ・お申込みがあり、残席が少なくなっております。増席をして対応しておりますが、残り僅かです。

受講をご検討中の飼い主様がおられましたら、お早めにお申し込み下さい♪♪

次のワークショップはどんなのがいいかと悩んでおります。

最近、興味をもって下さる幼稚園ママさんが多い「ノーズワーク体験」？

愛犬とのコミュニケーションとるツールとして「トリック講座」なんかもいいかなーと思ってみたり♪♪

春になって暖かくなるので「お散歩会」もいいですね♪♪

決まり次第告知しますので、お楽しみに！

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では。

今日はこの辺で。