こんにちわ。

トレーナーの堤です。

毎日色んな犬達のフリータイムの様子を見ていて感じる事があります。

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犬は犬といるよりも人といることを好んでいる。

例えば…

１つの場所に5頭のいる中の2頭が同居犬だったとします。そのうちの1頭の姿が見えなくなっても、残された子は特に気にする様子を見せません。

なのに、出会って数時間しか経っていなかったとしても、人の姿が見えなくなると途端に不安感に襲われてしまうのです。

不思議ですね。

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元々野性だった犬（の先祖）はどのようにして、人と暮らすようになったのでしょう？

人がどこからか連れて来たのでしょうか？

犬の方から美味しい食べ物につられてやって来たのでしょうか。

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野性で生きている動物を、人の都合で人の生活に合わせていくことはとても難しいことです。

しかも、動物園のような人間の安全を考慮した「飼育」という形ならまだしも、犬は人の生活空間の中で暮らしています。

犬が好まないとこんな共同生活は出来ないのではないでしょうか。

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大昔、犬の先祖と言われているオオカミ（犬の直結の先祖であるオオカミは現在は生息していないと言われています）の中でも、警戒心が少ない個体が人の里にやってきて食べ物にありつきました。

ここには食べ物があると学習したオオカミは、お腹が減ると里にやってきます。

狩りをしながらいつ食べ物にありつけるか分からない生活よりも、人も元にいた方が空腹にならないことに気づいたのですね。

そこから、人の周りにはオオカミの形をした、でも人との暮らしを選んだ個体が根付いたのでしょう。

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っと、いう本を読みました（笑）

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大昔のことなので、詳細は明らかにはなりません。

でも、毎日プレイルームでの犬達の様子を見ていると、本当にそうだなーっと思うのです。

犬は、同種である犬と人のことをしっかり区別していて、相手によって行動を変えます。

その行動は犬に対してよりも、人に対しての方が愛情深いなと感じます。

（犬同士のやりとりは意外とドライです）

人に頼って生きていくという本能が根付いているのですね。

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同種よりも人を選んで順応していった犬達。

順応したとはいえ、人とは違う動物です。飼い主さんが犬を知ってあげることで、犬も人も幸せな生活になると思いませんか？

人といることを選んでいる。