お散歩中の挨拶。

こんにちわ。

トレーナーの堤です。

犬と暮らしている方は毎日お散歩に行きますよね?

前からお散歩をしているわんこが歩いていたらどうしますか?

少し前は「あいさつ練習をしましょう」という事が流行っていたように思います。

犬が苦手な子に慣れてもらう為に、「お散歩中に犬と出会ったらお尻の匂いを嗅がせてもらいましょう」という記事がよくネットに上がっていました。

これは本当に必要なことでしょうか?

犬にとっての「社会化」というのは、どの犬とも挨拶が出来て仲良くできる事ではないのです。

想像してみて下さい。

フレンドリーなのはとても良いことなのですが、道行く人全てに挨拶をする人。

不自然ですよね。

本当に必要な社会化というのは、「犬をスルー出来るようになること」です。

「あっ、犬が歩いている挨拶挨拶♪♪」と、どの犬にも興味を持つ必要はありません。

「犬が歩いているなぁ。でも、ママの側にいた方がいいなぁ♪♪」と思えるようになるように「社会化」をしていくのです。

お散歩中の挨拶にはリスクがあります。

「相手の犬の情報がない」のです。

怖がりな子だから挨拶練習をしないといけないと思ってしまう飼い主さんは多いと思います。

でも、出会った子が超フレンドリーでハイテンションの子だったり、怖がりが故に吠えかかる子だったとしたら、全くの逆効果になります。

ただ、怖い思いをしただけ。

しかもママは守ってくれなかった…。

そんな風に感じでしまいます。

「犬慣れ」は犬と仲良くすることではなく「犬をスルー出来るようになること」です。

仲良しでお互い怖い思いも過度な興奮もしない相手となら たくさん犬とのコミニュケーションの時間をとってあげて下さい。

自分の犬だけではなく、相手の犬の状況を見てあげて挨拶をさせるかどうかの判断をするのも飼い主さんが知っておくべき大切なマナーなのです。

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【最近の幼稚園】

もちちゃん♪♪

怖がりさんで、外では食べ物が喉を通りません。

おやつなんていりません…。

「食べへんのやったら乗っけるでー」とお迎えに来たお母さんにおやつを乗せられてしまいました(笑)明るいお母さんです♪♪

2回目の登園で少し表情が柔らかくなってきました♪♪

リードを付けて歩く練習も。

場所や人に慣れていくことは、この先の犬生を楽しく穏やかに過ごしていくのに必要な事です。

でも、幼稚園に慣れるだけでは全然足りません。

明るく熱心なお母さんにもお家での工夫をしてもらい、怖いものが減っていくように頑張るもちちゃんなのです。

幼稚園に来られる飼い主さん、もちちゃんを見かけたら大きな声で話しかけたりむやみに近付いて行かずにそっと見守ってあげて下さいね。

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  久しぶりの登園の吉之助くん♪♪

 初めましての海くんとも上手に接してくれました。

犬は頭を使ってなんぼ!石崎トレーナーとの遊びが楽しくて大満足の吉之助くんでした♪♪

ここにも吉之助くんが写っています(笑)

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ククちゃん♪♪

ハンドリング講座でリードワークを学んだお母さん。お散歩が随分楽になったそうです♪♪

 お散歩練習がてらペットショップに寄り道。おやつ売り場の前で嬉しそうなククちゃんです。買わないけどね(笑)

ラブラドール×2、ビーグル×2のある日。ククちゃん、相手に無理強いをしない接し方も出来るようになりました♪♪

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ヒューイくん♪♪

 犬が苦手でお散歩中に吠えかかるというヒューイくんなのですが…。

 苦手な様子は見当たりませんね。

「お散歩中の吠え掛かり」

「犬が苦手」「犬が怖い」だけが原因ではありません。飼い主さんの存在も大きいのです。

吠える前兆に気付くことや吠えてしまった時の対応を変えてあげるだけでも、犬は安心して歩けるようになります。

犬の行動を変えていくには、犬自身の学習も大切ですが、飼い主さんの行動の変化はもっと重要です。

ヒューイくんは、幼稚園で吠えない経験を積んでいきましょう♪♪

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トリマー平島の愛犬ウメとそっくりなきぃくん♪♪(向かって右側)

お布団被る練習してます。

すっかり芸達者なきぃくんです♪♪

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