リードがあるとき、ないとき。

こんにちわ。

トレーナーの堤です。

お散歩に行く時はリードがかかせません。

外でノーリードに出来るのは、ドッグランや自宅のお庭に限られていますよね。

皆さんは「リード」についてどんなイメージを持っていますか?

犬を逃がさない為のもの?

急な飛び出しなどでの危険を防ぐもの?

犬の自由を妨害するもの?

色んなイメージがあると思います。

では、犬が感じるリードとはどのようなものでしょう?

よく聞くお悩みのひとつに「お散歩中の人や犬への吠えかかり」があるのですが、

なぜ、犬は吠えるのでしょうか?

犬が吠える理由のひとつに「怖いから」というのがあります。

他人や犬が怖いのです。

「怖い」と感じた犬は対象物から距離を取りたいと考えます。

でもリードが付いている状態では距離を取ること(逃げること)ができませんよね?

逃げれないと悟った犬は、今度は相手に距離と取らせる為に吠えます。

お散歩中に吠えている犬がいたら、わざわざ近付いていく人は少ないのではないでしょうか?

(吠えたら相手が去って行った…という経験は、犬を見たら吠えるという学習が始まるキッカケになってしまいます)

自分と相手の犬の間に大きな空間が欲しいのです。

飼い主塾を受講したことがある飼い主さんは、聞いたことがありますよね?

「犬空間」

犬は自分の周りの「空間」に対して敏感です。

守りたい空間があるのに、リードが付いているからどいうすることもできない…。

じゃあ、吠えて相手に空間をあけさせよう!

これが吠えかかりが始まってしまう原因のひとつなのです。

お散歩中の吠えかかりがある子も登園してくれているのですが、幼稚園でのフリータイムでは吠えないことがほとんどです。

「リードが付いていないから」

距離を取りたければ離れればいいという選択肢のなかで過ごしているので、吠える必要がないのですね。

お散歩の時はリード装着が義務付けられています。

リードは人にとっては便利な道具ですが、

犬にとって自分を縛り付ける厄介なものになってしまわないように、「リードが付いている=安全」ということを犬に教えていあげましょう。

逆に、

怖い物なんて何もない♪♪

世の中楽しいことだらけ♪♪

生きているものはみーんな友達♪♪

というタイプの子もいます。

この子にとってリードはどんなイメージでしょうか?

怖がりの子同様「自分を縛り付けるもの」である可能性は十分あります。

向こうに犬がいる!遊びたい♪♪

でも、リードで繋がっているから近付く事ができない。

このリードめぇぇぇぇ!とリードを噛む子もいれば、犬の元に行けないイライラがつのり吠え出してしまう子もいます。

どちらにしても、リードという便利さに頼り過ぎず「犬に教える」ということはとても大切なことなのです。

【犬の所有権】

大和が持っているおもちゃが欲しいポーくん。

以前なら「それ僕のーーー!」と、大和の懐にガツガツと入り込み奪っていました。

最近のポーくんは

そーっと忍び寄り…

それ、貸してくれませんか…?

と、交渉をすることが出来るようになってきました。

この後、そーっとそーっとおもちゃを受け取り満足したポーくんでした♪♪

犬の所有権は「咥えているもの」「足の間にあるもの」などに発生します。

〇〇ちゃんのおもちゃとか、△△くんに買ってあげたものなどは犬には関係のないことなのです。

犬の口にあるものや足の間にあるものは、その犬に所有権があるので、むやみに取りに行くことはルール違反になります。

ケンカに発展しないように、飼い主さんが「犬の所有権」を理解してあげることが大切です。

【Deep.dog犬の幼稚園 1th anniversaryキャンペーン】

来週の土曜日、7/7はDeep.dog犬の幼稚園の1歳の誕生日です♪♪

この1年で200頭以上のワンコさんが幼稚園に来てくれました♪♪

感謝の気持ちを込めて、

「1th anniversaryキャンペーン」

を開催します!

詳細は」7/7(土曜日)のブログ、Facebook、Instagramで告知いたします♪♪

ある日の幼稚園

元気っ子が集まって賑やかな1日でした♪♪

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