犬のストレスについて

こんにちは。

トレーナーの堤です。

犬でも人でも、生きていると多少のストレスは感じるものです。

そもそもストレスとは、

「外部からの刺激を受けた時に生じる緊張状態」

のことだそうです。

外部からの刺激というのは、

天候や騒音などによる環境的要因。
病気や睡眠不足などによる身体的要因。
不安、悩みなどによる心理的要因。
社会と上手く付き合えない社会的要因。

と、日常生活の中で起こる様々な変化が原因と言われています。

そしてこの変化は、結婚や出産などの喜ばしい変化も含まれるそうです。

堤は元美容師ですが、専門学校を卒業して就職が決まり、今日から初出勤だ!という日にお腹を壊して遅刻しました(笑)

とても楽しみにしていた初出勤のはずなのに、ストレスを感じ緊張状態になっていたのですね。

「ストレス=悪いことが原因」とは限らないようです。

さて、犬のストレスについてです。

犬にストレスをかけてはいけない。
犬がストレスを感じているんじゃない?

と、よく耳にするようになりました。

堤もそんな風に話すことはあります。

では、犬には一切のストレスを感じさせないのが良いのでしょうか?

先ほどの堤の初出勤の件。

お腹が痛い上に遅刻をしてしまい、お店に着いたらなんて言われるんだろう…?とドキドキしました。

でも、事情を話すと叱られることはなく、暖かく迎えてもらえました。

「ストレスを感じていたけど大丈夫だった」という経験をしたのです。

それ以降、緊張でお腹を壊すことは減り、今ではほとんどありません。

犬の話に戻ります。

パピーで迎えても成犬で迎えても、環境が変わると、犬はストレスを感じます。

そのストレスに対して過保護になり過ぎるとどうなってしまうでしょう?

将来感じることになるストレスに打ち勝つことが出来なくなってしまうのです。

ネガティブなストレスは、環境を整えたり接し方を変えたりとその子に合ったやり方で改善に向かいます。

そして、飼い主さん自身が「この子のストレスをなくしてあげたい」と思っていることが多く、早くに対処することも出来ます。

意外と見落としがちなのが、ポジティブなストレスです。

家の中で走り回る。
外に出るとハイテンションになり過ぎる。
人の声が届かないほど興奮する。
一つのことに集中し過ぎる

など、パッと見た感じでは「楽しそう」と思われがちな犬の行動。

この状態の犬はきっとストレスがかかっています。

休めないのです。

特に、家の中で走り回り、物を壊すことや要求吠えが習慣になってしまっている犬は毎日ディズニーランドにいるようなものです。

休もうと思ったら、ミッキーが通り一緒に写真を撮ろうと必死になる。
写真を撮り終え、休憩しようと思ったらパレードが始まる。
パレードが終わったら、次のアトラクションに向かって走らなければいけない。
今度はドナルドがいた!写真をとりアトラクションに向かう。
アトラクションが終了し、ホッと一息つこうと思ったら花火が始まる。

1日や2日の限定なら、楽しい思い出になるでしょう。

でも、毎日だと…ストレスに感じませんか?

犬は習慣の動物です。

興奮するという習慣があれば、体が疲れていても(ケガや病気でない限り)興奮します。

人間のように過去と未来の区別ができません。

「今日は楽しんで明日は休む」とか「明日の為に体力を温存しよう」とは考えられないのです。

怖い、寂しい、不安などのネガティブなストレスだけではなく、一見ポジティブに見てる行動に潜んでいるストレスにも気付いてあげましょう。

犬を知る、犬を観察するって本当に大切なことですね。

最近、はまっている魚眼レンズ(笑)

こたちゃん。

かえでちゃん。

シエルくん。

ククちゃん。

晋作くん。

英子ちゃん。

ルルちゃん。

むったくん。

蘭丸。

カミューちゃん。

ポーくん。

海くん。

ななちゃん。

ホープくん。

大和。

iPhoneにレンズをつけるだけで可愛さ倍増♪♪

100均です(笑)

【ワークショップのお知らせ】

4月からの3ヶ月集中講座。

4/21(日曜日)と5/19(日曜日)は定員に達しましたので受付を終了させていただきました。

午後からのお散歩会のみのご参加は受け付けておりますので、ご希望の方はお電話でお申込み下さい♪♪

078-587-3766(10:00~18:00)

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)