多頭飼い

こんにちわ。

トレーナーの堤です。

皆さんのお家は多頭飼いでしょうか?

お散歩をしている風景を見ても、幼稚園に来てくれているお家でも、多頭飼いが多いなーと感じます。

犬同士が遊んでいる姿や、寄り添って寝ているところを見ると癒されますよね♪♪

1頭の時から、もう1頭と考えるきっかけはご家庭によって様々だと思います。

よく聞く理由をいくつかあげてみたいと思います。

「先住犬が元気過ぎる(飼い主が制御が出来ない)から遊び相手として2頭目を迎える」

↑↑↑

これは、犬の行動を犬任せにしています。

1頭の犬を制御できなければ、2頭目も出来なくて当然ですよね。

元気過ぎる犬は、常に興奮している状態で生活しているということです。

その犬を見て2頭目の犬は何を学習するでしょうか?

多頭飼いをした結果、1頭と同じく元気過ぎる犬が増えただけ…という結果になりかねませんね。

現在、一緒に暮らしている犬のしつけ(トレーニング)は、犬に託すのではなく飼い主さん自身でするべきです。

先住犬と飼い主さんがしっかりと意思疎通ができる関係であれば、2頭目に迎えた子もきっと問題なく馴染んでくれるでしょう♪♪

「先住犬が静かで大人しいから、増えても問題ないだろうと考えて2頭目を迎える」

↑↑↑

犬はみんな違う個性を持っています。

同じ犬種でも色々…。

「前の子と同じ様に接しているのに、この子は全然言う事を聞いてくれない」というのはよく聞く話です。

ただ、この場合の先住犬は散歩に行っていなかったり、実は食欲もなかったり、極度の怖がりだったりする場合があったりします。

大人しい子は、人の都合では「飼いやすい犬」ですが、犬としては不安定なのかもしれません。

犬扱いをされていないので、犬としての主張が無くなってしまっている状態(無気力状態)の可能性もあります。

同じ飼い方(接し方)をしているのに、2頭目が吠える噛むなどの主張がある場合は、先住犬への接し方も見直してみましょう。

実は先住犬が抱えている不安や不満を代弁してくれているのかもしれません。

しっかりと犬と向き合うきっかけになるかもしれませんね。

「違う犬種を飼ってみたいから。同じ犬種が並んでいると可愛いから。ペットショップを覗いたら可愛い子がいたから。」

↑↑↑

先住犬と飼い主さんの関係が穏やかで健全なら、こんな理由でもきっと上手くはずです。

先住犬と飼い主さんの関係が穏やかで健全なら…

「先住犬と飼い主さんの関係が穏やかで健全なら…」

結局はコレが一番重要。

どんな理由であれ、結局は「飼い主さん」なんです。

 

1頭の犬と向き合えない飼い主さんが、衝動買いでどんどん頭数を増やし、結局飼いきれない…という話はまだまだ多く耳にします。

何頭もの犬を華麗にお散歩させているのを見かけたり、SNSなどで多頭飼いの可愛い写真なんかをみると憧れますよね。

でも、その飼い主さん達の「苦労」している部分や、普段の生活は見えますか?

もしかしたら多額のトレーニング費用をかけているかもしれません…
犬の為に、生活のほとんどの時間を費やしているかもしれません…

可愛いや憧れだけでは出来ないのが多頭飼いです。

犬と飼い主さんの間がとても良い関係で、犬が安定していることが多頭飼いへのスタート地点ではないかなと思います。

さて、いよいよ今週の土曜日はトレッキングです♪♪

↑↑有馬富士↑↑

今からワクワクの堤とスタッフ一同です♪♪

ご参加予定の飼い主さんと愛犬達、楽しみながら歩きましょう♪♪

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)