犬の食育

こんにちわ。

トレーナーの堤です。

今日は「犬の食育」について。

皆さんの愛犬はご飯の時間は好きですか?

犬によって個体差はありますが、本能を満たしてくれるご飯の時間を嫌う犬は少数派だと思います。

でも、

どうしてもご飯を食べてくれない子っていますよね?

堤の経験では、ご飯を食べない子は「学習」によって食べないか、極度のストレスで食べれないかどちらかではないかと感じています。

まず、目の前にあるご飯を食べなくてもいいと学習してしまっている場合。

出されたご飯を食べなければ「もっと美味しい物が出て来る」と学習している子は意外と多いです。

犬にも好みがあり、より美味しいものを欲します。

ドッグフードを食べないから、おやつをあげる。
出したドッグフードに興味を示さないから、犬の目の前でトッピングをする。

などは、飼い主さんが「これを食べなくても、もっと美味しい物があるからねー」と教えているも同然です。

確かに、毎食食べていた子が食べなくなったり、何食も食べないでいると心配になってしまうかもしれません。

でも、そこで別の食べ物をあげてしまうと「食べない方が美味しい物が出てくる」と学んでしまう確率は十分にあります。

食べないから別の物をあげる事と同じくらい耳にするのが「無理やり口に入れる」という対処の仕方。

これをやっている飼い主さんが意外と多いことに驚きます。

もし自分だったら…と考えてみて下さい。

食べたくない物を口に入れられるって、すごく気分の悪いことですよね?

私だったら、ますますその食べ物のことを嫌いになります。

無理やり口に入れられた食べ物の匂いを嗅いだだけで逃げ出したくなります。

「食べる」という意欲も無くなっていくでしょう…。

そして、もうひとつ。

決まったご飯の時間がなく、鳥のご飯のようにいつでも食べれる状況を作っている場合も食欲が低下します。

犬は本来狩りをする動物です。

「見つけて→追いかけて→捕まえて→食べる」

いつでも食べ物が食べれる訳ではなく、目の前にある時に空腹を満たさなければ、次の餌にいいつありつけるかわからない生活をしてきた動物です。

1日に2回のご飯が自動的に出て来る生活でも、犬の狩猟本能をくすぐらないのでバランスを崩す犬がいるのに、目の前にいつでも食べ物がある状況は「本能」を壊していることになるのです。

幼稚園生やお泊まりにくる子の中にも食欲がない子がいます。

そんな子にはどう対処すると思いますか?

フードを床に転がしたり、匂いを嗅がせてからわざと隠してみたりします。

食べなさい食べなさいではなく、どうやったら興味をいだくか?と工夫しながら食欲を引き出すのです。

食は健康に直結することなので、身体に問題がないかを獣医さんに相談してみることは第一段階として必要なことです。

でわ、獣医さんの見解で身体に問題がないという診断が出たらどうしましょう?

・「問題がないから、この子のわがままなのね」と放置しますか?
・わがままだから…しょうがないからと、おやつや好みの物を探し続ける「フードジプシー」になりますか?
・身体に問題がなくても食べないと不安だから、無理やり食べさせますか?

犬の心の部分(本能)も視野に入れて、心も体も健康になれるように工夫してみませんか?

17日のコース確認と打ち合わせを兼ねて、またまたトレッキング行ってきました。

お泊まり中のトイプードルのティアラちゃんと、ミニチュアシュナウザーのシュガーくん、堤家の蘭丸と大和、トレーナー仲間の預かりっ子のつくねちゃんとチョコちゃんの6頭で楽しくトレッキング♪♪

出発♪♪

山頂到着!

ちょっと険しい場所もあったりします。

人が息を切らして登るところも、犬達はスイスイ登っていきます。

楽しそうに歩く犬達を見ていると、疲れも吹き飛び癒されますねー♪♪

 

今回、気付いたこと…。

どうやら堤は歩くのが早いみたいです(笑)

せっかくみんなで歩くのにせかせかしてはもったいないので、本番は誰かに先導を任せようと思います(笑)

 

 

 

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